2006年10月1日

糖尿病になると、がんの危険性が高まる

糖尿病になること自体、自己管理(健康管理)が出来ないことの何よりの証拠です。なので癌を含めいろいろな病気に罹るリスクが飛躍的に増します。大事なのは自分の体を過度に甘やかさないこと。
糖尿病になると、がんになる危険性が高まることが約10万人を対象にした国立がんセンターの追跡調査でわかり、米医学誌に発表した。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)も胃がんのリスクを高めると指摘されており、生活習慣病とがんとの関連が次々と明らかになってきた。

がんセンター予防研究部の井上真奈美室長らのグループは、1990年~2003年に、国内の40~69歳の男性計4万6548人、女性計5万1223人を調査した。最初に糖尿病の診断歴がある人とない人に分け、その後のがんの発症率を比較した。

その結果、糖尿病歴のある人は、男性で1・27倍、女性で1・21倍、がんになりやすいことがわかった。男性は肝臓がんの2・24倍が最高で、腎臓1・92倍、膵臓(すいぞう)1・85倍、大腸1・36倍と続いた。女性は卵巣がんの2・42倍が最高で、肝臓1・94倍、胃1・61倍の順となった。

糖尿病になると、血液中のインスリン量が増えるなどホルモンのバランスが崩れ、がん細胞の増殖を引き起こすなどの理由が考えられるという。

【2006年9月27日  読売新聞】