2006年9月24日

毎日5杯、緑茶で長寿?…脳こうそく死亡率が大幅低下

記事を読む限り、緑茶というよりも、単に水分を多く摂取したことで血液の循環が増したのではないかと思う。がんとの関連が無いというのは納得。
緑茶を1日5杯以上飲む人は脳こうそくなど循環器疾患による死亡率が顕著に低く、長寿の傾向があることが栗山進一・東北大助教授らの調査でわかった。

ただ、がん死亡を防ぐ緑茶の効果は確認されなかった。米医師会雑誌に13日、発表した。
研究チームは1994年に40~79歳だった宮城県内の4万530人(男性1万9060人、女性2万1470人)を、1995年から11年間にわたって追跡調査。1日に飲むお茶の量によって四つのグループに分け、死因などを分析した。
1日にお茶を5杯以上飲むグループの死亡率は、最も飲まない1杯未満のグループに比べ、男性で12%、女性で23%低かった。特に、動脈硬化が原因となる脳こうそくでは、お茶を多く飲むと男性で42%、女性で62%も死亡率が低下した。研究チームは、男女の死亡率の差は、喫煙によるものと考えられるとしている。

栗山助教授は「緑茶を飲む量とがんの死亡率には関連が無かったが、緑茶を飲むと長生きの傾向があるとは言えそうだ」と話している。

【2006年9月13日  読売新聞】

2006年9月6日

高血圧・胃潰瘍・リウマチ…温泉の効果、科学的に立証

温泉。いいですね~。温泉好きな人にとっては朗報かもしれません。温泉に行く口実ができたという意味でね。
記事によるとあくまでもマウス実験ですが、昔から経験的に言い伝えられていることって、結構正しいんですよね。
酸性の温泉水が高血圧や胃潰瘍(かいよう)、関節リウマチなどに効くメカニズムを、名古屋市立大医学研究科の岡嶋研二教授、原田直明助手らがマウスによる実験で突き止めた。温泉の効能は経験的に言い伝えられているが、その科学的なメカニズムはわかっていなかった。 秋田市で開かれる日本温泉科学会で6日発表する。

岡嶋教授らは、脊髄(せきずい)から皮膚に延びる知覚神経細胞をマウスから取り出して培養。これに薄めた酸性の温泉水をかけて刺激すると、神経末端からたんぱく質の一種(CGRP)が放出された。CGRPは血圧降下のほか、炎症抑制、傷の治癒促進などの作用がある「インスリン様成長因子(IGF)―1」というたんぱく質を増やす。

そこで実際に、マウスを酸性の温泉水(40度)に5分間つけ、皮膚や血中、胃組織のIGF―1濃度を測定した。その結果、何もしない状態に比べ、温泉水では8~3倍増えていた。さらに、ストレスをかけて胃潰瘍にしたマウスを温泉水につけると、潰瘍の長さが3分の1以下になった。

岡嶋教授は「温泉水の熱と酸性刺激が脳に伝わって副交感神経を刺激、体内のIGF―1が増えて、自己治癒力を高めるらしい」と話している。

【2006年9月5日 読売新聞】